私たちは、真のグローバル展開を見据え、取締役会、CSR部門、従業員が一致して、CSRのあり方を定義します。
従業員のみならず、ステークホルダー、顧客、地域コミュニティといった社外の人々をも自社のCSR活動に巻き込み、環境・社会の持続可能性に貢献して参ります。それとともに、中長期、そして短期においても、利益を生み出す仕組みと持続可能性を確保し、競争力を高める経営に取り組むべく活動を推進します。
住民相互の交流を促進する
地域コミュニティの
活動支援
多様な人材が
能力を発揮できる
環境
共創を通じた
住まいの豊かさ
の継承
収益の還元と
持続的な成長
REJは雇用機会の提供や納税などを通して社会へ貢献するのはもちろんのこと、社会のニーズをいち早く感知し、優れた技術、アイディア、サービスを提供し続けていくことを大切にしています。 公害や環境問題など工業社会の忘れ物の解決のために、「安心、安全、環境、健康」に着目しています。オムロンの中核技術であるセンシング&コントロール技術で、人が機械に合わせるのではなく、機械が人に合わせていくこと、つまり「人と機械のベストマッチング」の実現を目指しています。
REJは、人権・労働問題や地域の環境保全や貧困、少子高齢化といった社会の多様な課題に対して、社会を構成する当事者としての自覚をもって、REJグループの特色を活かした解決への取り組みを続けていきます。
例えば、多様性の尊重を推進する取り組みとして、雇用機会の拡大を通じた障害のある方々の社会参加を早くから支援し続けてきました。この経験を活かし、これからも障がい者雇用や支援について、法令遵守はもちろんのこと、社会をリードする取り組みを世界的に展開します。
また、女性の活躍機会の拡大をめざした取り組みや地球環境問題への取り組みも重要な課題です。社会的動向やこれまでの環境改善活動の課題などを反映し、さらにグローバルな取り組みを強化していきます。
法令遵守、企業倫理、説明責任、情報開示などさまざまな課題に取り組み、より透明で公正な企業活動を実施していくことを目指しています。 REJは、具体的な行動指針となる「企業倫理・行動ガイドライン」を制定し、法令遵守・企業倫理のグローバルな定着に努めてきました。社会の持続的発展を目指す企業市民の一員として、企業倫理は何よりも優先すべきものと考えています。
私たちREJが、めまぐるしく変化する社会に対応したCSR(企業の社会的責任)を進めていくためには、常に視野を広げ、日々の行動を見つめ直し、個人と企業、個人と社会の関係を考えることが必要だと考えます。
REJは全社での取り組みとして、全社員への企業理念の浸透を推進しています。企業理念実践の模範となる事例を選出し共有することで、事業を通じた社会的課題の解決に関与し続ける組織、文化の継承に取り組んでいます。
REJは経営戦略の中に「CSRの体系化と実践」を組み込み、CSRマネジメントの強化を推進しています。社員の一人ひとりがCSRを理解し取り組み、「REJグループの存在そのものが、CSRを果たしている」と言えることを最終的な目標とし、これからもよりよい社会の実現のために事業活動を展開していきます。